本日(2022/05/03)は、憲法記念日。日本国憲法が75年前に施行された記念日です。
私は、数年前から、「戦争をさせない北海道委員会」の呼びかけ人をさせていただいています。毎月19日の総がかり行動などでもスピーチをしています。今日も、憲法記念日にあたり、札幌市中心部、大通公園で行われた「憲法施行75周年STOP改憲!5.3憲法集会」でスピーチしてきました。
私以外にも、さまざまなお立場から連帯のメッセージがよせられました。
こういった時に、必ずお見かけするのが、日本共産党の元衆議院議員の、はたやま和也さんです。次の参院選の北海道選挙区予定候補でもっとガンガン前に出てもいいのに、主催者や参加者へのお心遣いを自然になさる、素敵な方だと思います。選挙区では、はたやまさんに勝ち上がってほしいなと思います。憲法を護り、活かし抜くために、主権者と共にある議員は本当にかけがえのない存在だからです。
少しずれました。
私は、市民一人ひとりの自由性において平等だということを高らかに謳う日本国憲法が、私たちの社会において本当に大切なものだと思います。そして、この自由を担保するためには、平和であることが必要不可欠だと思います。
反撃能力などといって防衛費を増大させても、平和は得られません。だいたい、武力で確実な平和は得られないし、だからこそそのために必要な防衛費などおよそ算定できません。
国家予算の基本は税収です。税収の財源は当然のことながら無尽蔵ではありません。だからこそ、社会保障や教育への予算配分について議論になると必ずといっていいほど、財源論がネックになります。防衛費ではほとんど話題になりませんが、防衛費が増大すれば、今以上に社会保障や教育への予算配分はさらに減少するでしょう。
自衛の名の下に行われる改憲議論は、決して外向きの話ではなく、有事の話ではなく、私たちの生活に直結する話です。
平和をあらゆる権利の基盤においた日本国憲法は、今こそ活かされるべき憲法です。憲法を活かし抜くために、微力を積み重ねる。これが私たちが果たすべき、不断の努力の一つだと思います。
写真は、小田島佳枝さんからお借りしました。ありがとうございます。